前立腺摘出と尿漏れの記録

前立腺がんの摘出とその後の尿漏れの生活

術後の状況

12月12日
 術後の翌日、10時ころに、酸素マスクが取れて、血圧、脈拍計もはずされ、部屋までの移動は、なんと、起きて車椅子で移動となる。
 ロボット手術で、切る長さは短かったけれど、やはり切った痕は痛い。起き上がることは非常に辛い状況である。
 さらに、咳をすると傷に響き、痛さで大変な状況になるため、咳が出ないよう苦労した。
 術後は、できるだけ動いたほうが良いと言われ、夜には、立ち上がる練習をされられたが、麻酔が残っていたのか、めまいと吐き気がしてきたため、すぐに横になり、歩くことは断念した。

12月13日
 点滴や管がついているため、夜は寝返りが打てず、背中や腰が非常に痛く、クッションを入れてもらったりしたが、熟睡はできない状況であった。
 日中は、できるだけ歩く練習をするように言われるが、起き上がること自体、痛みで辛い状態であった。
 この日あたりから、尿管は入ったままだが、尿モレが発生し、紙パンツやパットを定期的に取り替えなければならない状況となった。

12月14日
 回診で、手術の傷口に付けていたガーゼは取り替えず、はずしたままで良いとのこと。6箇所の傷跡が生々しい。
 また、へその右上に開けた穴から体液を取っていたが、出血も収まってきているため、管を取ることになった。
 管や点滴が少なくなり、楽になってきており、夜も寝ることができるようになり、少しづつ回復してきているのが実感できてきている。

・下手くそな絵ですが、おへその上3CMと両脇に2ケ所づつ、あとへその右上に1ケ所の計6ケ所の穴を開けました。前立腺の位置よりずっと上の方ですね。