前立腺摘出と尿漏れの記録

前立腺がんの摘出とその後の尿漏れの生活

病気と心の病の関係について

最近は、病気の話ではなく尿漏れの内容ばかりになっています。

このブログも、続けていいのか気になっております。

 

当時のことが思い出されます。

がんになった時のころを思うと、それなりの要因があったのかと思います。

 

当時は、毎日朝から夜9時くらいまで勤務、遅いときは午前様になることもよくあり常に忙しい状態でした。

また飲酒の機会も多かったです。私はもともと酒が弱くて、少し飲むだけで顔が真っ赤になり体質的に合いませんでした。

それでも毎日の飲酒が習慣になっていて肝臓の異常も出ており内臓も相当弱っていました。

 

その時はいわゆる中間管理職、上司からの指示に加え部下からの要求やとりまとめ、組織内部の調整、外部との折衝など課題が山積。

常に神経が高ぶっていました。血圧も高く、勤務の途中血圧が上がってめまいを起こして病院へ行くこともしばしば。

 

非常に強いストレスがありました。

今考えるとよくあんな業務ができていたな思います。

いや、できてはいませんでした。

日々問題や悩みを抱え、自分の能力のなさに落ち込んでいました。

この状況がいつまで続くのか、続けていけるのか、いつも考えていました。

 

いつも胸のあたりに重たいものがぶら下がっている感覚でした。

心の病とよく言いますが、それに近かったかもしれません。

 

ストレスとともに免疫力も落ちていたんでしょう。

がんが見つかり入院、手術を行い、それまでと同じ業務を続けていくことは難しいと上司に相談しその部署を異動しました。

異動と同時に胸に重たくぶら下がっていたっものが、すっと落ちていきました

 

環境を変えて、それまでの悩みがなくなると、気持ちが軽くなるんですね。

 

問題やストレスを抱えている人で、目標があるものであれば頑張ることもできますが、そうでないストレスであれば、思い切って環境を変えることも重要かと私は感じてます。

ただ環境をかえられる状況であれば良いのですが変えられないから悩んでいるのでしょう。でも、けっしてそこから逃げるとは考えなくていいと思います。病気になったら元も子もありません。

 

人生一度きりとよく聞くフレーズですが、若いときは全く気にならなかった言葉ですが、最近になって、つくづく考えてしまいます。

残り少ない人生このままで良いのか焦りの気持ちが一杯です。