前立腺摘出と尿漏れの記録

前立腺がんの摘出とその後の尿漏れの生活

前立腺針生検ってそんなことするの

PSAにより再検査>
昨年、職場の健康診断で、腫瘍マーカーPSA値(前立腺ガン)が「5」以上と基準より高い結果が出て、専門機関で再検査するように言われた。

このため泌尿器科で検査を行ったところ、やはり数値が高かったため、検査入院で調べることになった。


<検査入院>
今年の2月に、検査入院を行った。
検査は2泊3日の日程で、前立腺に針を刺して、細胞を採取して調べる「前立腺針生検」というやつである。

入院初日は、特段何もなく、夜からは絶食となる。

次の日は、早朝から、看護婦さんに浣腸をしてもらい手術室へ。

手術台に上がり、麻酔は下半身麻酔です。

素っ裸で背中を突き出すように体を丸くした状態で麻酔注射。

背骨と背骨の間に針を刺すため変な痛さがあった。

その後分娩台のような手術台に上がり、両足を大きく開いて持ち上げて足首を固定された。
恥ずかしいと言ってられないあられな姿で検査が始まった。

下半身は、全く感覚がないため、どのような検査が行われているのか分からないが、バチン、バチンと音がしている。

肛門から針を入れて直腸壁から前立腺へ針を刺して細胞をとっているようだ。


術後、尿道には管を入れられて、部屋に戻った。

翌日までは起き上がることがだめと言われ、翌日まで寝たきり状態。


翌日は、異常がなかったため尿道の管を抜いたが、尿道内側を管がこすれるため、これが非常に痛かった~


特に問題がなかったため、午後には退院となった。


<術後の状況>
尿の管を抜いた際に、尿道に多少の傷がついてしまうのか、3日くらいは、オシッコを出すときに血尿と痛みがあった。

また術後は、精液に血が混じって、どす黒い色に。

前立腺に針を刺したため、前立腺を通る精管も傷が付いたためだろう。


<検査結果>
後日、検査結果を聞きに行ったところ、今回は6箇所に針を刺して検査したが、結局がんは見つからなかった。


半年後に、再度PSA数値を見てみることになった。