前立腺摘出と尿漏れの記録

前立腺がんの摘出とその後の尿漏れの生活

尿モレ発生

12月18日
担当医の回診で、傷口の経過は良好であり、血尿も落ちついているため、尿道の管を抜くことになった。また12月21日には退院の予定を言われる。
尿道の管を抜いた後は、晴れて自由に動けるようになりすっきりとした。その後は尿モレがあるので、紙パンツと尿モレ用のパットをつけ、自分で出した尿量とパットに漏れた量(重さ−パットの重量)を毎回記録する。
19日までの2日くらいは、すべての尿がパットに漏れ、膀胱には全く溜まらない状態であった。
看護婦からは、肛門に力を入れる体操を一生懸命やりなさいと、またできるだけ歩くなど普通の生活をするように言われ、暇があれば病院内をウロウロと歩き回るようになった。

12月20日
尿漏れの状況は、夜中に2回ほど目を覚ましてトイレに行くと、少し膀胱に溜まり自尿が出るようになったが、日中起きているときは、ほとんどパットに漏れてしまう状態であった。
手術前に、担当医から説明はあったが、そんなに気にしていなかった「尿モレ」が、これからの生活で重大なことになると改めて認識することとなった。